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女ことばはどこへ消えたか? (光文社新書)
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この商品の感想
「わよ」とか言う若い女性いますか?
ドラマや漫画のセリフでは、女性が「行くわよ」「○○よね」などの女ことばを
使ってしゃべっていますが、実際にこのような語尾でしゃべる若い女性っていま
すか?
年配の女性では使っている人もいますが、少なくとも、私の周りではいません。
みんな「行くよ」「○○だよね」と言っていると思います。
なので、ドラマなどで、小さな女の子が「○○だわ」などの言葉でしゃべって
いるとすごく違和感を感じます。
同じ違和感を感じる人は、この本を読んで言葉の変化を考えましょう。
江戸言葉に親近感をおぼえつつ
近年、女性特有の話し方があまり使われず、
乱暴な響きの言葉が使われる傾向に
憂慮をしめし、その歴史を鑑みた本です。
100年前の女言葉の例として「三四郎」が
200年前の女言葉の例として「浮世風呂」が
テキストとしてあげられ、
現代の例としては著者が大学で行ったアンケートを礎にしています。
著者は言語というトピックで、
現代の若者が好む話し方を冷静に分析しようとしていますが
やはり批判的な自身の立場がままみられます。
また現代の言葉の重要なデータとして上げられているアンケートが
2001年のものと、少し古いのでズレをかんじました。
過去の言葉の研究に比べ、現代の言葉の研究、未来への発展は弱いです。
著者が中立的立場をとろうとしているだけに、
論点があいまいになっているように感じました。
言葉づかいは世に連れ人に連れといいますが
最近の言葉づかいは男女差がなくなってきている。
男女平等が浸透したことにより、性差を意識しないで話すことができるようになったからだ。
それはよいことだと思うが、著者の小林さんも書かれているとおりで
そのぶん聞きづらい言葉づかい、ドスがききすぎた言葉づかいが目立つようになってきた。
本書の構成はこうなっている。
1.百年前の女ことば(夏目漱石の著書から引用)
2.二百年前の女ことば(江戸時代末期、浮世風呂から引用)
3.四、五百年前の女ことば(室町時代)
4.現代の女子大生のことばづかい
5.未来へ向けての女性ことばについて
わたしは、夏目漱石時代のことばづかいが興味深かった。
これは戦後の映画で使われている言葉づかいにもかなり似ている
なんといっても漱石の時代から40年しか経っていませんからね。
「三四郎」を読んだことがある人、「三四郎」が好きなひとだったら、たまらなく面白い。
わかっているつもりで読んでいた夏目文学だったが、
こまかいところまでニュアンスを掴んでいなかったことがこの本を読んで分かって、自分は少々めげた。
(めげる・・・そういえば流行り言葉でしたね)
ドラマや漫画のセリフでは、女性が「行くわよ」「○○よね」などの女ことばを
使ってしゃべっていますが、実際にこのような語尾でしゃべる若い女性っていま
すか?
年配の女性では使っている人もいますが、少なくとも、私の周りではいません。
みんな「行くよ」「○○だよね」と言っていると思います。
なので、ドラマなどで、小さな女の子が「○○だわ」などの言葉でしゃべって
いるとすごく違和感を感じます。
同じ違和感を感じる人は、この本を読んで言葉の変化を考えましょう。
江戸言葉に親近感をおぼえつつ
近年、女性特有の話し方があまり使われず、
乱暴な響きの言葉が使われる傾向に
憂慮をしめし、その歴史を鑑みた本です。
100年前の女言葉の例として「三四郎」が
200年前の女言葉の例として「浮世風呂」が
テキストとしてあげられ、
現代の例としては著者が大学で行ったアンケートを礎にしています。
著者は言語というトピックで、
現代の若者が好む話し方を冷静に分析しようとしていますが
やはり批判的な自身の立場がままみられます。
また現代の言葉の重要なデータとして上げられているアンケートが
2001年のものと、少し古いのでズレをかんじました。
過去の言葉の研究に比べ、現代の言葉の研究、未来への発展は弱いです。
著者が中立的立場をとろうとしているだけに、
論点があいまいになっているように感じました。
言葉づかいは世に連れ人に連れといいますが
最近の言葉づかいは男女差がなくなってきている。
男女平等が浸透したことにより、性差を意識しないで話すことができるようになったからだ。
それはよいことだと思うが、著者の小林さんも書かれているとおりで
そのぶん聞きづらい言葉づかい、ドスがききすぎた言葉づかいが目立つようになってきた。
本書の構成はこうなっている。
1.百年前の女ことば(夏目漱石の著書から引用)
2.二百年前の女ことば(江戸時代末期、浮世風呂から引用)
3.四、五百年前の女ことば(室町時代)
4.現代の女子大生のことばづかい
5.未来へ向けての女性ことばについて
わたしは、夏目漱石時代のことばづかいが興味深かった。
これは戦後の映画で使われている言葉づかいにもかなり似ている
なんといっても漱石の時代から40年しか経っていませんからね。
「三四郎」を読んだことがある人、「三四郎」が好きなひとだったら、たまらなく面白い。
わかっているつもりで読んでいた夏目文学だったが、
こまかいところまでニュアンスを掴んでいなかったことがこの本を読んで分かって、自分は少々めげた。
(めげる・・・そういえば流行り言葉でしたね)
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