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プライベートバンク

プライベートバンクとは

 プライベートバンクプライベート銀行、というのは耳慣れない名前かもしれませんが、一人一人の顧客の相談に乗ってくれ、各顧客のニーズに合った各種金融商品や預金を組みたててくれる、というサービスです。有名なスイス銀行などのサービスがこれにあたるほか、いわゆるオフショアに数多くあります(オフショアとは何かについてはこちらを参照してください)。

 かつては大金持ちたちが、自分たちのお金を運用するために、メンバー制でまさにプライベートに銀行を持っていたものが本来のプライベートバンクだったようですが、昨今はとりあえずお金を持っていれば、誰にでも利用ができるようになってきているようです。旧来からのプライベートバンクの他に、大手の市中銀行もこうしたサービスに参入し始めたことにより、最低預け入れ額も下がってきているそうですが、それでも5万ドル!とかですから、庶民にはおいそれと手は出せません。

プライベートバンキングとの違い

 ちなみに大手の市中銀行などが提供するお金持ち向けのサービスは「プライベートバンキング」と呼んで、従来のプライベートバンクとは区別するようです。僕自身も無論試していない(死ぬまでには試したい)ので、とりあえずはホームページを見つけた所だけ紹介します。日本人の場合、むしろ企業で使う方がありうるケースかもしれませんね。

 ホームページにアクセスしても、プライベートバンクはやはり敷居が高いです。なんとか資料請求してみようかな、と思えるのは、シティバンクをはじめとする大手の一般銀行が提供しているプライベートバンキング・サービスでしょうか。そうでないと、WEB上でフォームを記入する、というよりは、本格的にコンタクトを取る、という雰囲気ですから、冷やかしではできません。

プライベートバンクの資料

シティバンクのサービスに関してはこの本を参照。
シティグループ・プライベートバンク

 プライベートバンク、プライベートバンキングの参考書は日本語では意外に少ないのですが、入門と銘打っているものには

資産家・金融マンのためのプライベート・バンキング入門―資産保全・総合運用管理の考え方とテクニック

があります。またオフショア全般について情報を網羅しているほとんどの唯一の本としては3万円しますが

オフショアマニュアル&ダイレクトリー 日本語版

があります。

スイス銀行体験記―資産運用の達人プライベート・バンクのすべて

は実際にスイス銀行に口座を開いた体験談などが報告されています。

 英語だとかなりの数が見つかりますが、「private bank」ではなくて「private banking」がキーワードなんですねえ。そして、外国の銀行を使う規制のうるさいアメリカではほとんど出ていなくて、イギリスで出ている本が多いのも特徴でしょうか。値段もかなりする本が多いのですが、もちろん利用者は少ないだろうし、高いお金を出してもよい情報を得る、というのがプライベートバンクを使う人たちでしょうから、「これは高い!」なんて言っているうちは資格がないのかも。

 例えばその名もずばりの

Private Banking

という本。

The Risks and Rewards of Private Banking

というのも参考になりそうです。

How to Own Your Own Private International Bank

はなんと、自分の銀行を持ってしまう、というお話。これが元祖プライベート・バンクですね。

 ただプライベートバンクとうたっていても、内容はお金をプールしておく口座と自前の投資信託や他の株などの金融商品の売買のサービスだけをやっている所もありますし、これだとファンド会社とどう違うの?という気もします。大和證券シティバンクもプライベートバンキング・サービスというものがあるくらいですし。どうもオフショアでは、銀行業務、ファンド、保険業務、金融商品売買、ポートフォリオ管理などなどが入り混じっていて、サービスによって会社を分類するのに意味があるのかわからなくなってきました。

ホームページを見つけたプライベートバンクのリスト

Bank von Ernst

http://www.bank-von-ernst.ch/e/index.html

 いわゆるスイス銀行の一つ。最低預入れ額は確か5万ドル。詳細は直接エージェントにコンタクトしてくれ、ということなので今のところ調べようが無し。世界各国でエージェントと落ち合うことができるようだけど…。他にもファンド・オブ・ファンズを扱っているようで、こちらに情報掲載。スイス銀行ではホームページを持っていないところも多いようです。不特定多数を相手にしていない、ということでしょうか。

Barclays Bank

http://www.offshorebanking.barclays.com/

 資料請求は電話のみ (44 117) 970 0213
 イギリスの大手銀行が提供するプライベート・バンキングサービス。ファンドなどを扱う子会社のサービスとリンクしている模様。

Rabo Robeco Bank Luxembourg

http://www.robecobank.lu/

 ルクセンブルクにある銀行。ユーロが主体で、ユーロの口座の年利は抜群だけど手数料あり。自前のファンドを多く持っており、それらや株式を加えたポートフォリオマネージメントサービスがある。資料請求はメールで可能。返事は速いし、ユーロベースでの投資には良いかも。インターネットで売買ができる。

Lloyds TSB Offshore

http://www.lloydstsb-offshore.com/

 マン島やジャージー島のほか、香港、シンガポールやラブワン島などにも拠点がある模様。詳細は問い合わせていないので不明。

Clariden Bank

http://www.clariden.com/default.htm

 Credit Suisse の関連会社のようです。いくつかのファンドを扱うのが中心のようですが、その他のものに関しては詳細は不明。

Pictet & Cie

http://www.pictet.com/

 いわゆるスイス銀行の一つ。ジュネーブにあります。東京にも窓口があるようです。1,000,000スイスフラン以上でないと、プライベートバンク・サービスは扱ってくれないようで、「Pictet Fund Accountをどうぞ」と言われてしまいます。問い合わせて見たら、スイス国内だけを対象にしたサービスだそうです。どうやらこの銀行を使うことはなさそうですね。

 日本では投資信託を扱う会社だと思われていますし、日本語のページにはプライベート・バンクの案内がありません。英語の Contact Us を見ると連絡先があります。どうやら日本人を相手にする気はないようです。

Brown Brothers Harriman & Co.

http://www.bbh.com/

 詳細は不明。

Chase Manhattan Bank

http://www.chase.com/

 Chase Manhattan 銀行はニューヨークなどを中心とするアメリカ東部の代表的な銀行です。ここのサービスメニューの一つにプライベート・バンキングが含まれています。詳細は調べていません。

American Express Private Bank

http://www.americanexpress.com/

 ここはカードで有名なアメックスのサイトですが、ここにもプライベート・バンキングのサービスがあります。利子がつく口座もあるようですが、ファンドを中心とした投資が主体のようです。またプライベート・バンキングとは言っていても、ここは厳密な意味での銀行ではありません。どちらかと言えば運用会社でしょうか。

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